畠山 千春

2011.11.12

「見えやすくする、触れやすくする、慈しみやすくする」

畠山 千春 - ユナイテッドピープル株式会社

僕をして、エコ、という言葉を誰も想起し得ないと思いますが、随分前に、green drinks Tokyoというパーティにうかがった際にご紹介いただいたのが、当時グリーンズでインターン中の畠山さんでした。ちょうど就職活動の時期で、ただ普通に就職したいというタイプの人とは違うな何かが、という辺りでひっかかっておりました。

それから数年、外房に移住した、という話を聞きました。これは何だか面白そうなことになってそうだな、という匂いがしたので、こういう時こそ、ET Luv.Lab.の看板出しているのは良い口実でしょう、というわけで、電車で片道2時間半、行って来ました千葉県いすみ市。生憎の雨日和でしたが、マクロビランチを食べながら、20代のど真ん中が何を考え今を生きているのか、ちょっと探って参った次第。

房総に移り住む

【加藤】引っ越して来てどれくらいですか?

【畠山】3月の後半、震災の1週間後に引っ越してきたんで、半年ちょっとくらい経ちましたね。

【加藤】行くのは決まってたけど、震災あったけど、行くか、という?

【畠山】震災あって、どうする?とはなりました。でも、その時、既に引越しの準備とかも終わっていて、いざ行こうと思ったら震災が来て。でも引っ越しました。

【加藤】会社ごと来たんだっけ?

【畠山】そうです。会社はここから10分くらいで近いんです。

【加藤】どうですか、引っ越して来て?

【畠山】まあ、圧倒的に幸せですね!ここに来てからの方が。

【加藤】そうなんだ。羨ましいよね。圧倒的に幸せ、というのは。

【畠山】時間があったら全て見せて回りたいんですけど。こちらのRice Terrace Cafeの中島デコさんともすごく仲良くさせていただいていて。

【加藤】料理作ってらっしゃる方?

【畠山】そうです。マクロビオティックの本とかも出してらっしゃる有名な方なんです。あと鈴木菜央さんさんとか、グリーンズの。

【加藤】ああ、昔のボスね。

【畠山】そうです。ちなみに今私、昔のボスとシェアハウスもしてるんです。

【加藤】そういうのフラットで面白いよねえ。

【畠山】そうですね。そういう自分の興味が合う人と一緒に暮らせるというか、コミュニティがあります。

【加藤】僕、イマイチ把握してないんだけれども、それなりの人数の方達が最近こちらに動いてきている感じなの?

【畠山】そうですね。結構。移住組が多いですね。環境意識高めの人というか、自給自足している人とかが多いです。

【加藤】なんかこの辺り自体が自給自足でやっていけるモデルケースを作ろう、みたいな話になっているの?

【畠山】あります。あとは原発の事故があってから、「いすみ電力」って言って、地域でエネルギーを作っていこうという動きも出てきています。住民たちで集まってワークショップをやったり、ディスカッションしたりというのも、最近始まっています。

【加藤】ああそうなんだ。早いなあ。

映画が作り出すうねり

【加藤】では、ちはるちゃんの今の会社の仕事は?

【畠山】会社の仕事は、元々クリック募金によるNGO、NPO支援なんですけど、その寄付の仕組みを使ってもらうメディアとして映画を始めて、映画が持つ共感を生む力とか、心を動かす力がこれからは大事だよね、となって、今はそういう社会的なテーマを扱った映画を配給してますね。

【加藤】配給してるんだ。『幸せの経済学』とか『第四の革命』とかだよね。ああいうのを配給をする過程で、また、集まってくる人とかそこから生まれてくる試みとか、全部ひっくるめて、自分たちの活動にしていこうとしているわけだ。

【畠山】そうですね。映画を通じて自分たちの生活や暮らしを見直すきっかけができたらいいなあと思っています。映画の配給と言っても映画館などに出すのと同時に、自主上映を進めているんですね。場を運営している人が自由に上映できる仕組みを作って、その後に、できる限りディスカッションをしてもらっているんです。面白い映画を観た後って、「これは面白い!考えなきゃ!よし!」と思っても、そのまま帰ってなにもしないとかってことあるじゃないですか。それがすごく勿体ないなと思っていて、できることなら、同じ興味を持った人達で同じ映画を観て、思ったことをディスカッションしてもらって、そこから新しいプロジェクトが生まれていけばいいなあと。

【加藤】多分、映画とかってそれだけ観てるとものだから消費して終わり、ってなっちゃうからね。でもそこでディスカッションが始まって、問題意識を共有できて、となると面白いと思います。

【畠山】そうなんです。だから次に繋がるステップになればいいなと思って。今扱っている映画ですごく反響があるのが『幸せの経済学』と、今度やる『第四の革命』で、今の日本に必要というか、皆が知りたい求めてる考えたい議論したいようなテーマがすごく含まれてるんです。例えば、『幸せの経済学』だったら、物質的じゃない幸せというか。本当の幸せってなんだろう、本当の豊かさってなんだろう、というテーマでやってるので、全国的に色々な人が上映会を開いてくださって、ディスカッションやワールドカフェをしてくださってます。『幸せの経済学』は5月22日に同時上映会をやったんですけど、全国で113箇所、5400人くらい、5000人以上の人がその日だけで観てくださいました。その上映会に参加した人が、次は自分が自主上映をやりたい、ということで、どんどん輪が広がっていきました。そういうのがすごくいいなと思うんですよね。自分たちでできるというか、草の根的な。

【加藤】多分、自分たちで仕込んでいってできるという範囲と、ある種、自分たちがあずかり知らぬところで勝手にそれがどんどん成長していくってところがあって、昔からの考え方だと、どちらかというとゼロから百までを全てマーケティングしてコントロールしてマネージメントしてこうって話だったと思うんだけど、別にそんな大きな組織で僕らやっているわけでもないから、人が自分の蒔いた種をどんどん育てていってくれるというのはすごい楽しいことだよね。

【畠山】すごく嬉しいのが、私たち何も言っていないのに、「この映画にすごく共感したから映画館に交渉してみます」という人が出てきたりとか、「この人に観てもらいたいので、送って紹介してみました」とか、お金とかじゃなくて、ストーリとか作品にすごく共感してくれて、自発的に動いてくださる方がすごく多くて、それに感動しました。

【加藤】自発的に動きたい人って世の中にいっぱいいて、でもこの半年くらいで考えなくちゃいけなかったことって結構受身にならざるを得ない現実が多かったというか。震災があって、放射能をどうするか、食べ物をどうするかとかいうことは。でも、良い映画があって、自分たちの行動を自分たちで動機づけて、新しいものを仕掛けていこうと思える、というのはすごく良い機会の提供なのかも知れないですね。

コミュニティと向きあう

【加藤】今日もタクシーの運転手さんと話してたんだけど、農作物が売れない、千葉でもあるわー、という話をしていて、そういうところは自給自足とは言え、色々考えるところではあるよね。全然、答えを求めている話ではないんだけれど。

【畠山】私も毎日自問自答ですね。でも考えることをやめたら終わりだなと思っていて、答えが出なくても考えることをやめるのはやめようと思っています。最初に圧倒的に幸せです、って言ったんですけど、こっちの暮らしは本当に幸せで、『幸せの経済学』というのに影響されたのもあってこっちに来たんですけど、実際に地域に来て、地域と繋がって生きていく、ローカリゼーションを実践してみて、改めて感じ取ったことがいっぱいあったなあと思います。

【加藤】例えば?

【畠山】例えば、小さい街なんで、郵便屋さんとか宅配便屋さんとかスーパーの人とかカフェの人とか皆顔見知りになってくるんですよね。

【加藤】半年にしてw。

【畠山】そう、結構早くの段階からw。

【加藤】それはキャラではなくて?

【畠山】いやいや。会社に来る宅急便屋さんとかもピンポン鳴らさないで入って来たり。「さっきアナタの家行ったけど留守だったから、会社にいると思って!」って家に届けるものを会社にまで来て届けてくれたりとか、「寒い」って言ったら「暖まるから!」って言って柚子を持って来てくれたりとか。おすそわけいただいてますし、そういう、自分の生活を支えてくれている人が、自分の知っている人であるというのが幸せ。

【加藤】それは幸せなことだわ。

【畠山】すごくそれが幸せで、その人が私のために働いてくれているというか、その人がいて私の生活がちゃんと成り立っているのだなあ、というのがよくわかるんですよ。それと同時に、自分もその人の役に立っている感覚がすごくあります。

【加藤】今、ちはるちゃんの言ってたような話って商売の原点のような気がするね。

【畠山】東京だと物事が大きくなり過ぎちゃって、自分がした仕事が誰にどこに行っているのか見えなくなっちゃってるんですよね。確かにすごく便利なんですけど、その分、失うものもすごく多いんじゃないかという気がします。

【加藤】見えなくなってしまうものが多いというか。

【畠山】そうですね。失うというよりは見えないことですね。それがやっぱりこっちに来て見えるようになって、嬉しいなあと思うのと、幸せだなあと思います。ちゃんと自分の居場所があるのは。

【加藤】やってきた仕事は変わらずに、だけれども、こういうすごく良い環境に二十代半ばに移って来て、自分の仕事を見つめ直せるというのは、良い機会だよねえ。

【畠山】最近、鶏の屠殺をしたんですよ。鳥の屠殺方法を教わる時に「いただきますの前にやること」も一緒に教わったんです。食卓に並ぶ全部の素材が元々なんだったのかちゃんと想像して、それから食べるものに感謝を込めて、いただきますをするんです。それをするようになってから、ご飯が美味しいんです。是非やってみてください。

【加藤】ワークショップはどうだった?

【畠山】Green Drinks Bosoで今企画をやっているので、前からやりたかった屠殺をやらせていただきました。

【加藤】どうだったみんな?

【畠山】始まる前の緊張感はすごくありましたね。皆初めてだったので。この辺りの知り合いの養鶏所の方から1羽いただいて、最初は鶏を吊るして頭に血を上らせておとなしくさせるんですけど、ぴーんと緊張している空気が流れて、本当は命をいただくというのはこういう緊張感のもとに行われることなんだよなあ、ということを改めて感じました。普段バクバク食べてますけど、その後ろに本当はああいう気持ちを感じなきゃいけないんだろうなと。私たちは色々な感情を省略して生きてるんだなあと思いました。

【加藤】そうだね。でもさっき言った都心の人は見るべきものが見えなくなってたりするというのと多分一緒だよね。便利なシステムというのは丁寧に一つ一つの感情を追ってく、ということをいちいちしなくても良い世界観なので、多分そういうことできるのってある種の贅沢なんだよね。

【畠山】それは本当に思いますね。その時、最初はすごい緊張して、実際首を刎ねた時は罪悪感というか恐ろしさでいっぱいで、でもその後、肉にして食べたときの気持ち、確かにパッと見残酷なことをしたんですけど、今まで生きていたこの鶏が食べ物になって、私の体の中に入ったんだなという感覚を得られたのが一番の収穫でした。それは決して、あの時点で首を刎ねて鶏の命が終わったわけじゃなくて、鶏の命が形を変えて自分の中に入ったというか、そういう感覚を感じたんですよね。こうやってきっと命が続いていくんだろうなというのを感じて、すごく素晴らしい体験でした。

【加藤】それ、やらないとわからないことだよね。だから、僕がわかった気になっちゃまずいんだが。多分、映画観てもらうとかいうのも突き詰めていくと同じことで、知識として入れるだけじゃ多分駄目なんだろうね。

【畠山】そうなんですよね。是非色々な人に体験してもらいたいです。感じることも人によって違うでしょうし。私の場合はそういう風に思っただけで。それで鶏肉を食べなくなるでも良いし、もっと美味しくなっても良いし、私は感謝して食べよう、と思って食べる派なんですけど。

【畠山】本当は今まで食べてた鶏もそうだったんですよね。今まで忘れてた経験、知らなかった経験、見えなかった経験を一つ一つ取り戻すような作業を今ここではしているのかなあと。

【加藤】今日会った時からずっとその話だよね。共通して見えてくるのは。それすごい大事なことだよね。

【畠山】それはやはり幸せなことだと思います。ここにいても何も考えなければ、東京みたいな暮らしはできますから。

【加藤】ある種、環境というきっかけをもらったということだよね。ここに来て住まいを置いて、じゃあここに来たからには、と思って始めたことが、すごい勉強になってるってことなんじゃないのかな。

【畠山】自然の中にいると自分の大きさというのがすごくよくわかるんですよ。例えば鶏を一羽殺すのにもこんなにエネルギーが必要で、こんなに精神力を使うのかということを知らなかったから、自分がどれくらい鶏肉を食べるべきなのかとか、わかってくるんですよ、段々と。でも大量生産大量消費の世界からすると、どんどん簡単に手に入っちゃうし、エネルギーもジャブジャブ使えちゃうし、ゴミもどんどん出せちゃうし、自分の大きさ、身の丈がわからなくなっちゃって、決してそれは幸せじゃない、というか人間として人間らしく生きられなくなっちゃうと思うんですよ。快適過ぎても。でも、ここにいると、自分の身の丈を教えてくれるというか。

【加藤】生き物として生きているという感じですよね。

小さな選択肢の一つを作る

【畠山】そうなんですよ。それを教えてもらったような気がします、こちらに来てから。

【加藤】最近、世界で市民運動が活発じゃないですか。基本的には格差是正って言っているんだけど、ただ残念なことに、あれって結構お金の問題だったりするじゃない。アメリカで中産階級がいなくなって、食っていけないから。よくお坊さんと話をするんだけど、道から降りればいいだけですけどね、という話をしていて。それは投げ遣りになれっていっているんではなくて、世の中の価値観はお金だけじゃないし、一つの答えが仏教なのかも知れないし、一つの答えがここなのかも知れないし。

【畠山】そうなんですよ。私はお金が中心の世界からそろそろ降りたいなと。もうレースにはついていけないんですよ。見えてるゴールがあまりにも残念すぎるというか、全く私が望んでないものなんですよね。私はもっと等身大で人間らしく生きたいし。

【加藤】今の仕組みがあまりにも大き過ぎて、あまりにも分業が進んでて、自分がやりたいことを実現するためには、そこの枠を変えるみたい話にすると、じゃあ政治家になって何年かけてみたいな話だから、そう考えると、小さい規模で考えて、自分たちが大事にしたいことを大事にできる環境に動くというのはありだよね。

【畠山】でも、今回の原発の件を受けて、自分たちだけがうまくいっても駄目なんだということを痛感しました。原発の近くにエコビレッジがあったんですけれど、あそこもずっと土地を守ってきたのに、原発の件でおしまいになっちゃったわけじゃないですか。結局、私たちが日本に住むには政治に関わっていかなきゃいけない、って当たり前なんですけど。だから、コミュニティだけうまくいけばいい、じゃ駄目なんだなと思って。どっち方面からもプッシュしていかなきゃいけないんだろうなと思いました。

【加藤】たださ、それが既存のレールに必ずしも則っている必要はなくてさ、この国でちはるちゃんが配給している映画が無茶苦茶流行って、さっき言ってたみたいな自主上映会みたいな話が日本中でワッサワッサ行われるようになれば、それが一つの政治的な力を持つのかも知れないし、政治という言葉を使わなくても社会的な影響力を持つのかも知れないし。

【畠山】そうなるように頑張ります、自分にできることから。

【加藤】さっき、残念だって言ったけど、とは言え、Occupy Wall Streetという市民活動がアメリカで起こって、すごい少ない人数で始めたものがネットワークを駆使して拡張されてって、今、次の大統領選挙にどういう影響を与えるかみたいな話になっているわけじゃない。間違っていること広めてもどうしょうもないけど、自分が正しいと思っているものを、正しいやり方で広めていくというのは本当に大事なことで、多分それが21世紀の割と冷めていると言われていた我々の社会へのアプローチの仕方だと思うよ。

【畠山】私は自分で考える人が増えればいいなと思います。どれが正しいとか、わからないじゃないですか。私が一番納得できないのは、考えてない人が多過ぎるということであり、考えて出した答だったら、私は良いと思えるというか。自分の頭で考えて欲しいなと思います。社会的な常識とかではなくて。

【加藤】それ多分全部繋がってくるんだよね。自分の今までの経歴というか、生い立ちだったり、付き合っている人、入ってくる情報もそれで違うし。ただ、サボれるので、考えることは。今日の話、全てに通じるところだと思うんだけど、今の便利な世の中にいると、サボれるところでサボっちゃう人が多いってことだよね。誰にも怒られないしさ、考えなくても。もしかしたら、サボってるの怒ってくれる人が必要なのかも知れないし、映画がそうなのかも知れないし。

【畠山】私は快楽主義者なんでw、自分の気持ち良いことをやってたらここに来ちゃったんです。映画は楽しいからやっていきたいと思っていて、コミュニティシネマとかができたらいいなと思っています。

【加藤】それは何?

【畠山】映画を通じて地域の人と人を繋ぐ場作りというか、コミュニティの中心になるような場ですね。

【加藤】ああ、じゃあコミュニティシアターみたいな感じ?

【畠山】そうですね。あともっと漠然としているんですけど、私将来的にはこういう山と川と海が近くにあって、自然ですぐ遊べるような場所にカフェ・バーを作って、自分で料理出して、たまに自分で今練習中なんですけどギター弾いてライブやったりとか、そういうのが今の夢です。自分の好きな人達と一緒に過ごすのが夢です。

【加藤】そのためにはもうちょっと頑張っておかないとね、若いうちに。

【畠山】そうなんです。これは、いつかの夢なんで、まだまだですけど。今は映画を頑張ります。後はやっぱり地域の暮らしを色々な人に知ってもらいたいと思ってます。今私が暮らしているシェアハウスで、オープンハウスをやろうと思っていて、都会で暮らしている人がたまに来て、私たちの暮らしを体験してもらって、こういう暮らしもあるよ、という選択肢を見せていけたらいいなと思います。皆こうしたらいい、とは言わないですけど、選択肢の小さな一つになれれば嬉しいです。

【加藤】それは本当に大事なことだと思います。でもこういう場所で良いものを作っていって、少しでも周りの人が遊びに来た時に何か良いものを持って帰ってくれればいいですよね。頑張ってください。

畠山千春。1986年生まれ。法政大学人間環境学部卒業。カナダ留学後、ウェブマガジンgreenz.jpインターンを経て、NGO/NPO支援・映画配給事業を行うユナイテッドピープル株式会社に就職。2011年3月、半農半Xのワークスタイルを目指し千葉県いすみ市に会社ごと移住。オフィス隣の小さな畑で野菜を育てる。大の旅好きで、オーストラリアのエコビレッジ・インドのラダックなどを訪問し、サステナブルな暮らしを学ぶ。ただいまヒューマンスケールな生き方を実践中!

ブログ http://chiharuh.jp
ユナイテッドピープル株式会社 http://www.unitedpeople.jp/
配給映画 http://www.unitedpeople.jp/category/films

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児玉 哲彦
「アーキテクチャからデザインする」

児玉哲彦さんとは母校のOpen Research Forumというイベントでゲリラトークセッションに飛び入り参加させていただいた時に知り合いました。それから何度かゆっくりお話をする機会が持て、僕はビジネス寄り、児玉さんは […]

2010.02.25
神谷 真人
「芝居と生きる、芝居を生きる」

3年B組16番加藤康祐、3年B組17番神谷真士。中学のクラスメイトで、出席番号が並びだった神谷君と再会したのは社会人になってからでした。話を聞いてビックリ。「脱サラして舞台俳優をしている」とおっしゃる。ある意味、僕とはフ […]

2010.02.23
野口 尚子
「余白を埋める、余白を作る」

各所で話題の僕の似顔絵入り名刺ですが、実は印刷の余白Lab.の野口尚子さんにコーディネートをお願いしたもので、ブラックメタリックの箔押しにグレーのラメ入りの紙がお気に入りで愛用させてもらっています。独立前に知り合いました […]

2010.02.09
小林 朋子
「Twitter文化はサロン文化」

サヴォアール・ヴィーヴルって言葉、初めて耳にする方も多いのではないかと思います。鎌倉でサヴォアール・ヴィーヴルサロン、ロザリウムを主宰されている小林朋子さんは、ETの古くからのお客様で、ご家族の皆様にもいつもお世話になっ […]

2010.02.05
北山 朝也
「エンジニアリングと幸せの定義」

ET Luv.Lab.記念すべき第一回目ゲストはエンジニアの北山朝也君です。北山君とはグラウンドで一緒に汗を流した仲でもあり、社会人になってからも折々で酒を酌み交わしがてら話をしあう親友です。北山君とは付き合いが長いです […]

2010.01.27
加藤 康祐
「人がメディアになる時代」

ブランディングの仕事をしていると、結局最終的にはブランドの価値がいかにして、「人」に反映されるか、ということに勘所があるように思います。何か同じようなことが、スゴイ勢いで情報の世界にも起こっているな、ということを下記の文 […]