中村 こども
2012.07.01
「楽しかったら重くないんだ」
中村 こども - こども写真ラボ 代表
「すいません、ピントが合ってませんでした。。。」そんなET Luv.Lab.始まって以来の大失態を犯してしまったのが、今回の中村こどもさんへの取材です。実は僕は中村さんにレンズを一本お借りしていて、だから、そのレンズを借りる時にゆっくりお話できたんだけど、子供の写真を撮ることから、僕みたいなのが写真を撮ることまで丁寧に教えてくださったのが印象的でした。カメラマンさんを撮るとか緊張しますね。
そんな中村さんは今東京を離れて島根にいます。たまたま東京に来ているその時に、たまたま連絡をとり合って、急遽取材と相成りました。そんな中村さんはなんで島根に動き、東京に出てきていたのか。中村こども、2nd Phaseのお話、運良く聞いて来れました。ちょうど今、そんな舞台の幕が上がるところです。
超本気でこどもに写真を教えてみることにした
【加藤】今、島根ではどんな感じでやっているんですか?
【中村】島根では週に二回、水曜日と金曜日に学校が終わってから子どもたちがうちに来て、水曜は撮影、金曜は撮影をすることもあるんですが、基本的にはパソコンに取り込んだ写真をLightroomというソフトでRaw現像しています。自分たちで明るさとかホワイトバランスとかを変える、いくつもパラメータがあって色々なのがいじれるんですが、その中でもある程度制限をして、露光量とホワイトバランスだけを変えて写真の変化を見てみよう。そうすると駄目だと思った写真が良く見えたり、僕自身Lightroomというソフトで編集することになって、そうかそうかこういう時にはこういう風にすれば良いのかとか学びましたし、撮影後に何かすることを前提に撮ることとか選んだりとかしたりしますから、そういう感覚が子どもたちにも身につくと思うので。
【加藤】現像って中村さんがやってらっしゃるのかと思ってました。
【中村】子どもがやっているのもあって、いくつかの場合は僕がやっているのもあるんですよ。ほぼ撮りっぱなしに近いものもあって。子どもがRaw現像して明るさと色を決めて、Photoshopに移して、印刷に画像解像度を合わせて、かつ、プリント用紙のサイズに切ってプリントさせるというのを全部やらせています。
【加藤】正直、デジカメを渡して、シャッターを切るところまでかと思っていました。
【中村】いやいや、それだけじゃ足りないので。復習が大切だ、と思っていて、撮りっぱなしじゃ、ちょっと弱い。カメラの小さなモニタで確認するだけじゃ良くないと思っています。
【加藤】だから本気で教えています、という言葉の通り、ちゃんとプロのカメラマンがやっているようなことに繋がっていくような教え方ですよね。
【中村】プロが今、Raw現像とかパソコンのソフトを通さないで納品するとかほぼないので、それを教えないのはおかしいだろうという。
【加藤】こないだは一眼を持たしても子どもには大き過ぎないってことも書いてらっしゃいましたよね。
【中村】うちの子達は、5時間とか6時間とか持って撮影したりすることもあって、動物園やサファリパークに行ったりとか、ずっと一眼レフを持って撮りたいものを撮っていくというのを本当にやれるんですよ。やってない人って一眼レフは重いというイメージがあって、だから子どもにも適さない、と思うと思うんですけど、実際やらせてみると、楽しかったらやるんですよね。楽しいから重さが気にならない。
【中村】東京に帰ってきた時に、はじめて一眼レフを使う子向けに1時間のマンツーマンレッスンをするイベントをしたんです。そこに兄弟で参加してくれた人がいて、お兄ちゃんがノリノリだけど、弟君が重い、と言って早速しょげてしまって。僕は、それ多分実際に重いわけじゃないな、という風に思ったので、じゃあ、ちょっと高い台のところにカメラを置いて撮ってみたら楽だからやってみなと、それで撮れた写真にこれいいじゃんと合いの手入れてあげたら、もう走りまわってあれもこれもみたいな感じになりました。楽しいか楽しくないだけで重さが変わるんですよね。
【加藤】それはなんかわかる気がします。この間、石巻のハーマン・ミラーのワークショップで、最初あんまり釘叩くの楽しそうにやっていなかった子がいて、ただそこのインストラクションをやっていた方が、ちょっと高さを上げてあげて、叩きやすい高さにセットアップしてあげたら、スムーズに叩けるようになって、スムーズに叩けるようになったらすごい楽しそうにやってましたね。
【中村】観察できる人がいて、多分ここでつまづいてるなという時に、さっと助け舟を出す。特にマンツーマンレッスンという形で募集したのは、絶対最初が肝心で、最初さえよければ、後は逆にある程度伸びていけるだろうという思いはあるので。僕が教えなくてもいいし。
【加藤】そうですよね。ただ教らえられると思っている人が少ないという。
【中村】そうですね。子どもが一眼レフ持てるよ、楽しくやれるよ、って。技術的にも伸びていけるよ、って。継続的に教えてみる教室を開いてそれが成り立てば、爆発的に広がっていくと思います。
写真を子どもに教えるということ
【加藤】今、一番小さい子っておいくつくらいなんですか。
【中村】6歳の子が一番小さかったんですよ。こないだ7歳の誕生日を迎えて。小学校一年生。ISOとかF値とかシャッタースピードとかも覚えさせてて、6歳ってまだ100以上の数字とか、小数点とかやってなかったり、アルファベットやってなかったりするんですけど、全部覚えさせるという。
【加藤】でもなんか算数として覚えるんじゃないから。
【中村】覚えてくれる。別に難しいわけじゃないし、子どもって全部がほぼ未体験のものだから、これがやりたくない、大人みたいにISOとか覚えたくない、みたいにならないんですよ。
【加藤】なるほどね。私機械音痴だからみたいなアレルギーがないということですよね。掛け算やるまえから、25mプール往復したら50mだ、というのは水泳やっている子だったら知ってますものね。
【中村】そんな感じですね。小学校2年生の子とかも受けてたんですけど、分数の授業やる前に分数覚えて、「これなんか見たことある」って子どもが言ってたって、担任の先生が教えてくれました。
【加藤】それ面白いですよね。教育ってワーッと横に広がってくんじゃなくて、一つのことで早い段階で集中させてあげることによって、色々な知識に触れやすくなっていく。楽しそうだなあ。
【中村】あとプリントとかを作っていて。
【加藤】ああ算数ドリル的な。
【中村】そう、公文式とかからヒントを得て。あと、自分がやったテストの勉強とか。これ内容が難しいわけじゃなくて、漢字とかが難しいだけで、できるでしょう。穴埋めテストでだんだん穴の数が増えていったりとか、穴の場所が変わるとか。
【加藤】すげえ。これやってるんだ。
【中村】こういうものがあれば、遠隔地にいてもできるかなと思っていて。
【加藤】そうですよね。パッケージにできますよね。
【中村】意外とないんですよ、こういうのが。
【加藤】元々、子どもに本気で教える気になったのは、なんでだったんですか?
【中村】教える気になったのは、生徒がいる前からです。これは多分できるだろうと思っていました。「ピアノを子どもがやってるのはなんでか?」「写真を子どもがやってないのはなんでか?」と考えた時に、ピアノは子どもたちに難しいことを要求するのに、写真は押しただけでOKで、しかもそれが面白いというのはおかしいなと思っていて。うちの子が4歳か5歳のくらいの時からガンダムのすごい難しいプラモデルを、数字とか覚える前なんですけど、図解見ながら一人で完成させられたんですよ。そういうの見てると、写真レベルだったら簡単だと思って、ビジネスチャンスとかにもなるかなぁぐらいに漠然と思ってたんですよね。そんなこと、教えたいなあ、教えられたらいいなあ、そういうことに関心のある企業さんとかいたらなぁとか、そういうことを考えているんですよーと言ってたのが震災半年前くらいですかね。
【加藤】ですよね、僕が聞いたのも前ですよね。
【中村】島根に震災の後に移り住んで、子どもとの時間も増えて、むこうに仕事はそんなになかったんです。それでまぁヒマだから写真をやらせてみようかと息子にカメラを渡してみて、島根のご近所家族が遊びに来た時に、息子に写真をやらせているんですよね、と見せてたら、是非うちの子にもお願いしますということで生徒が二人増えたんですよね。
【加藤】そこから増えていったんですか?
【中村】そこから増やしてはないです。勧誘とかもしていないし。まずはスペシャリストを育成しようと思って。カメラの本体が3台しかなかったので、カメラがないと同時進行ができないというデメリットがあるんですよ。あと車で移動するんですね、撮影に行く時に。そうすると、乗りきれないんで。だから超綿密にやっていくには3人くらいが限界だと思います。動物園行くぞ、という時にぼく1人クルマ1台じゃ3人くらいしか乗せられないので。
親だからわかる
【加藤】それは以前やられてた、公園で子どもたちの写真を撮影するというのとはまた違った世界ですね。
【中村】通じてるのは子どもの機微を感じ取れないと駄目。
【加藤】人付き合い、ですものね。
【中村】付き合いかどうかはわからないですけど、子どもと一緒にいる時に、あんまり子どもによしよしみたいにやってても子どもはついてこないんじゃないかな。可愛いお姉さんだったら、好きー、みたいになるけど、あの子たちが好きなのはちょっとガキ大将チックで、若干迷惑そうにもしているけど、たまに思い切り遊んでくれるみたいなんじゃないかな。そういうような緩急があるというか、噓があまりないっていうのがいいんじゃないかな。
【加藤】そうすると、本気というのが大事ですね。
【中村】そうですね。本気は大事だと思います。子ども低く見ているということと、優しくするということが、若干繋がっている部分もある。勿論別々のものなんですけど。
【加藤】それ親だからある種できるというか。
【中村】そうかも知れないですね。お父さんだからというのも。あと子どもの頃の記憶をどれだけ持っているかということと関係あると思います。自分が子どもの頃、どうだったかという。
【加藤】さっきちょっとうかがいましたけど、今自分たちの生徒さんでロールモデルを作ってて、それをやっぱり広めたいんですか。
【中村】広めたいです。
【加藤】それはさっきもお話してましたけど、写真を覚えると子ども幸せになれるから、みたいなことですか?
【中村】簡単に言うとそんな感じなんですけど、いま実際に写真に興味を持った子どもたちがいるんですよ。親が子どもを撮るために買ったカメラがスペック十分だけど使わなくなっていく。親が子どもをカメラで撮ろうみたいなキャンペーンが5年前くらいかな、強く発信されているので、ちょうど今5歳くらいで触れる年齢になっていて、携帯をいじるのと同じように一眼レフとかもいじりたくなる。でも実際撮らせてみていいなと思った時に、学べるという選択肢が今ない、それは結構まずいというか問題だろうと思っています。
【中村】インターネット時代で、伝えるってことが大事。インターネットって構成要素が画像とテキストと動画なんですけど、テキストと動画は言語によることが多いんですよ。画像だけは言語によらない。
【加藤】共通言語みたいなことですよね。
【中村】そうそう、音楽は皆の魂だ、みたいな。簡単に言うと。リズムは共通言語というのと同じで、見た目は共通言語なので。かつ、勝手に目に入ってくるという利点もあって、カメラマン育成しているわけじゃなくて、写真撮れるようになろうよと。写真を早い段階からすごい上手くなって、見れる写真になって、どうしたらそれがそれらしく見えるのかとか、どうしたらもっと自分が思っていたことを伝えられるのかということになっていくと、コミュニケーションとか広告の勉強みたいにもなってくる。そういう伝達するためにどうしたらいいかという、ロジカルシンキングみたいなことも学んでいく形になるので、すごい将来的にも良いんじゃないか、写真が撮れるということ自体が役に立つんじゃないかと思います。
【中村】カメラは写真を撮るためのものじゃなくて、世界をより感じるためのツールなんですよ。遊具じゃなくて道具。遊具というのは子どもにカメラを渡してみてわからないけど遊ばせるという形ですけど、道具というのは身体性の延長にあって、キーボードを使った方が書くのが早くなる、使いこなせば自分の一部だと感じることができる。靴だって、靴を履いた方が足が痛くなくて早く走れる。靴を履くことに意味があるのか、ということではないですよね、自分の能力を延長させてくれるものを使いこなすというのは、当たり前というか、良いことだと思います。
【加藤】それで可能性が広がりますよね。
【中村】カメラはコントローラブルなので。ピアノとかは多分、耳と心を育てる感じだと思うんですけど、写真は目を育てるんだと思うんです。目と心を育てる。それだけで僕が気づかない可能性もあるだろうし、写真業界以外は若年層がどんどん記録を塗り替えていっているので、早い段階から子どもたちに教えて発展していこうというのは、どの業界も持っている結論なんですよ。写真業界、今はそれをやっていないので、単発では面白い試みがあっても、継続的にちゃんと教えていく仕組みがもっと必要だと思うんです。
親が本気で喜ぶ
【加藤】これ入賞したやつですよね。
【中村】そうです、キッズフォトチャレンジというNPOのKIDS SAVERさんがやったコンテストです。特に6歳が賞をたくさんもらって。これも、こういうマクロレンズとかで撮ると、全然目で見るよりわかるじゃないですか。
【加藤】身体性の延長ですね。
【中村】そうそう、そういうキーワードでも捉えられる。科学ってより良く観察するってことじゃないですか。
【加藤】面白いなあ。
【中村】子どもならではの感性で撮ろうよっていうのではなくて、ピントを合わせられるか、みたいな単純で段階的な技術論が必要なんです。水泳は顔つけられるか、バタ足できるか、25m泳げるかって段階的にやっていくじゃないですか。そういうのと同じで、まずは止まっているものにピントを合わせる。次にちゃんとした明るさにできるか。その次に動いているものを撮るとか、色々な枚数を撮って一枚を選ぶとか。そういう段階が必要なんだと、こどもの感性ってステキだよねみたいになってしまうのは違う気がして。
【加藤】ばっくりした話になっちゃいますよね。
【中村】それはそれで良いんですけど、そうじゃない面、子どもが学んでいくには段階的なステップが大切だ、というのことが写真以外の周りの文化を見ているとわかると思います。将棋とかも詰将棋やって覚えましょう、バレエとかもワン・ツー・スリー、みたいな基礎練習がある。写真の基礎練習ってなんだろうと思って、ISOやf値を暗唱しよう、みたいなところから始めてます。人を撮ったらコミュニケーションだし、自然を撮ったら自然の知識だし、撮るものによって必要な知識が違うんですよね。例えば演劇みたいなワークショップの手法も写真には必要で、本当にカメラを通じて色々なことができていく。
【中村】近所のご家族も自分のこどもが撮った写真を見て喜んでくれています。親が喜ぶ時って、子どもが自分を超えた時なんですよ。超素直に喜べるというのは。お稽古とかやって、自分の範囲内だったら、よくできたね〜、ぐらいの感じなんですけど、こんな写真撮って来たら、「え、マジで!!!」みたいな。本気で褒められる経験っていいんじゃないかと。それが嬉しいと思うのと、あと親が子どもがやっていることをわかる、子どもが何が好きかというのがわかりやすい。うちの息子興味のあるものを「撮りたい!」っていう。だから何に興味があるのかわかるんですね。あとうちの子、落ち着きがないところがあって、うろちょろして学校とかでも怒られているんですけど、写真を撮っている姿を見ると、それが好奇心が高いからなんだっていいうことがはっきりわかって、この部分、100%長所だあって思うんですよね。
【加藤】色々なことに興味を持ててという。
【中村】圧倒的なエネルギーを色々なものに向けていって成果を出してくる。写真を見ると、この子はこれでいいんだと認められる、そういう気付き方も面白いんじゃないかと思っています。
【加藤】中村さんが最初にやっていた、子どもの写真を撮ってあげるというのは、若干親のためだったじゃないですか。今それが両方にかかっているというか、子どもも楽しんでいるし、大人も喜べるというか。そうするとセカンドフェイスというか二個目のキャリアとしてすごい面白いですよね。
【中村】コースケさんに以前話した際に、別れ際の電車で「今、写真を教えたいんですよ」と話したら、コースケさんが「20代のあと3年はそれをやるんですね」みたいなことを言われて、僕その時、自信なかったんですよ。やりたけいど、できるかなと思ってたんですけど、29歳の誕生日をこの前迎えて、5月30日に29歳になって、5月30日にこのフォトコンテストが発表されたんですね。5月31日から上京して、色々な方に会ってどんどん新しいパワーが入って来て、自分のことじゃないからすごい力を出せる、みたいなことを実感していて、今までそういうことを言ってた人はこんな感じだったんだ、というのがやっとわかった感じがします。あと使命感みたいなのも、勘違いしてるだけかも知れないけど、ある。
【加藤】いや、それ大事だと思います。
【中村】これ僕しか知らないんじゃないかっていう技術的なことを体系的に教えたらどうなるかっていうフィードバックもあるし、コンテスト入賞の知らせにも追い風を感じていて、突っ走ってます。
【加藤】いいですよね。自分の手の届く範囲ですごく感触を確かめてきたわけじゃないですか。それこそ震災以降に。だから今度それがスケールしていくというか、色々な人に広まっていくと、それはもうなんか、中村さんだけでは抱えきれないようなものになりそう。
【中村】そう、抱えきれないから誰が儲かってもいいからとにかく広めて、って今言ってて、僕関わらなくてもいいし、ご意見番だけでお金もらわなくてもいいから、とにかくやってください、という風に本当に素直に言えます。
【加藤】それやってくとそういうことやってて楽しい人増えるから、最後絶対自分に帰ってくる話だと思うし。ここから広めるためには勝負ですね。
【中村】その先の可能性について言及するとイマイチ収集つかなくなりそうですけど。
【加藤】でも子どもが写真撮るのってすごいじゃんというところがぶれなければ。
【中村】学習していけるんだ、まず「持てる」というところから認識してもらえれば。楽しかったら重くないんだ。6ヶ月くらいでこれだけの写真を撮ってる子たちがいるという事実を見てもらったり知ってもらったりしたいです。
【加藤】その子たちが中学生になったらどうなっているかとか、高校生になったらどうなっているかとか、楽しみですね。
【中村】超楽しみですね。大人たちにAとBとCとDという要素を教えたら、AとBとCとDをうまく組み合わせたり、Aだけ気に入ったからAだけ使うというやり方を大人ってするんだけど、子どもだったら、AとBとCとDというダシを入れて、それがうまく混ざる気がするんですよね。そうすると大人が出せなかったEみたいなものを出してくる。そういう可能性があると思うんですよね、早くから混ぜると。そういうのが写真業界にきっと必要で、そのEは写真じゃないかもしれないですよね。わからないですけど。
【加藤】楽しみにしてます。本当に頑張ってください。いずれ島根行くんで。

中村こども。1983年生まれ。
こどもを撮ることの専門家。こどもに写真を教えることの専門家です。こども写真ラボ代表 こどもと写真の関わりを広げていきます。 執筆/講師/撮影